深層学習と脳の学習の違い

意識の科学
UnsplashMilad Fakurianが撮影した写真

深層学習は脳の構造を模したつくりをしている。

深層学習では、パーセプトロンと呼ばれるものを何層にも重ねたニューラルネットワークが利用されている。このパーセプトロンが、脳でいうところのニューロンに対応しており、脳ではニューロンがシナプス結合を繰り返すことで、ネットワークを形成している。

深層学習での学習は、脳を模した構造をしているのだから、人間の学習と似ているはずである。しかし、深層学習と脳の学習はかなり異なる。例えば、猫と犬を区別するのに、深層学習では数万枚の写真を必要とするが、人間が猫と犬を区別するには、数枚の写真を見たり、実際に犬や猫と触れあうだけでよい。

この深層学習と脳の学習の違いはどこにあるのか。今のところ、身体の有無、そして、意識の有無が関わっているのではないかと考えている。

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