科学技術社会論 外部表現における5つのモード 科学技術コミュニケーションにおいて用いられる外部表現には、一般的なモードとして、以下の5つがある。 言語 具象/実体 視覚(図表) 身振り 記号 言語モード 言語モードは会話や文字などを用いた表現が該当する。モーティマーとスコットは教室内で... 2024.08.05 科学技術社会論
科学技術社会論 欠如モデル deficit model 欠如モデルとは、1990年代に提唱された、一般的な市民は科学への理解がまったくないという考えをベースとした理論である。欠如モデルが生まれた背景には、1980年代の「公衆の科学理解増進(PUS)」の運動が生まれたことに発する。PUSは、一般市... 2024.08.03 科学技術社会論
科学技術社会論 技術決定論、社会構成論、技術システムアプローチ 技術発展の形式は、技術決定論、社会構成論、技術システムアプローチなどの構図で説明できる。 技術決定論は、技術的な発明が社会の変化を決め、歴史を駆動する動力となる考え方である。この考えでは、技術は社会的ニーズとは無関係に発展し、次の技術を生ん... 2024.07.30 科学技術社会論
科学技術社会論 境界画定作業(boundary work)と境界オブジェクト(boundary object) STS(科学技術社会論)の文脈では、昔から、境界画定作業や境界オブジェクトという概念を用いて、科学とそれ以外のものとの相互作用について研究している。 「科学以外のもの」の代表的なものは、政策である。これまでも、科学技術政策を境界画定作業の概... 2024.07.23 科学技術社会論
科学技術社会論 作動中の科学 science in making 「作動中の科学」とは、科学者が持っている「科学というものは研究によってその内容が日々変化し続ける」という科学者自身が持つ科学観である。一方、科学者が持つ「作動中の科学」という概念とは反対に、一般の人々の持つ科学観を「固い科学観」と呼ぶ。これ... 2024.07.17 科学技術社会論
科学技術社会論 「固い科学観」と「柔らかすぎる科学観」 以下の本を読んだ。 この本は題名にあるとおり、科学技術社会論に関する論考を集めた本だ。この本の第2章「ものの見方を変える」(藤垣裕子)では、「固い科学観」という概念が出てくる。 「固い科学観」とは一般の人の科学に対する考え方を表した表現であ... 2024.07.04 科学技術社会論
PR AI OCR×RPAで仕事の効率化!【業務効率化ツールの紹介】 AI OCRやRPAについてご存知でしょうか。これらの技術は仕事の効率化に大きく貢献します。本記事では、AI OCRとRPAについて説明しています。最後に、これらの技術を組み合わせたツールも紹介します。 2023.12.01 PR
意識の科学 コンピュータと脳の記憶の違い 前回は、深層学習と脳の学習の違いについて述べた。 この深層学習と脳の学習の違いがなぜ生まれるのか。その違いは、コンピュータと脳の記憶の仕方の違いも関係するかもしれない。 脳の記憶の仕方 池谷裕二『記憶を強くする』講談社(2001)によれば、... 2023.10.03 意識の科学
意識の科学 深層学習と脳の学習の違い 深層学習は脳の構造を模したつくりをしている。 深層学習では、パーセプトロンと呼ばれるものを何層にも重ねたニューラルネットワークが利用されている。このパーセプトロンが、脳でいうところのニューロンに対応しており、脳ではニューロンがシナプス結合を... 2023.10.02 意識の科学